Sexy Zone XYZ=repainting〜キミと僕の恋のはなし
2018年2月14日、Sexy Zoneのニューアルバム『XYZ= repainting』が発売されました。今までとは一味違ったオトナでオシャレなSexy Zoneが詰まってておすすめです!
ってそれが言いたいのではなく。
このアルバムのDisc1を最初から最後まで聞いて、私の頭の中に思い浮かんだ物語のお話をしようと思います。
雑な性格なもんで完全にフィーリングでしゃべっているので、もしかしたら根本的に違うところもあるかもしれないけれど、温かい目で「こういう人もいるんだな」って読んで頂けたら幸いです。
歌詞カードを見ながら1回最初からじっくり聞いたとき、私の中にこのアルバムの物語が自然と生まれてきました。
それは、Sexy Zoneと1人の女の子の恋の物語です。
アルバム全体を通して、彼らと女の子の1つの恋のお話になっているように感じました。
1.忘れられない花
アルバムの最初を飾る"忘れられない花"。
忘れたくても忘れられない大切な人。
この"花"というのは、この物語の主役となる女の子です。
彼らの心の中で、永遠に枯れることのない薔薇。彼らが愛した、たった1人の女の子。彼女の存在を想い、ここから彼らの回想が始まります。
この曲は全ての序章なのです。
2.PEACH!
恋をした女の子の曲。女の子の目線で恋に落ちたときのワクワクが書かれているけれど、今回は勝手にSexy Zone目線に置き換えて考えたいと思います。
女の子=キミに出会ったときの甘酸っぱくてワクワクしちゃう気持ち。一瞬の弾ける音が、僕をキミに惹きつけます。
「これから恋が始まるよ」
「これから僕たちは一緒にいるんじゃない?」
ここで彼らはキミに出会って、恋が始まります。
3.ROCK THA TOWN
2017年3月に発売されたシングル。
"Ready for the party now?"から始まるこの曲はゴリゴリの恋愛ソングではないと思うけれど、「これからキミと僕の関係が始まるよ!準備はいい?」っていう始まりの合図。
恋をした彼らが楽しくなってノリノリになってしまうような、そんなイメージです。
でもここでの彼らがいう"関係"っていうのはあくまでもキミと知り合う、全ての始まりって意味で恋愛関係ではありません。
長い長いキミと僕の1ページが始まるんだ。
さあ物語を始めよう。
4.Birthday for you
少しずつ仲良くなった2人。今日はキミの誕生日。こんなトクベツな日は、キミにメールも送れちゃうしありがとうだって言えるよ。
本当は2人でお祝いしたいけど、キミの大切な人たちも呼ぼう。大好きな人たちに囲まれる、キミにとって最高な日。
キミがずっと、幸せでありますように。
5.ぎゅっと
2017年10月に発売され、菊池風磨くんが作詞に携わったシングル。
「どんなときもあなたのそばにいるよ」って、そう言ってくれているような優しくてあったかい曲。
どんなにキミがつらいときも、僕がそばにいるよ。愛しいキミが悲しみに溺れてしまわないように。どんなときも見守ってるよ。疲れたときは、僕がキミを包み込んであげよう。
ぎゅっと。
6.プンププンプン
なんというか、私はまだまだこの曲の真髄を全然掴めていない気がしています。楽しくてポップに聞こえるけれど、それだけじゃないような。でもその答えが全然見出せません。誰か私にこの曲の真のメッセージを教えてほしい。
だからこの曲については曖昧になってしまうのですが…
でもとりあえず歌詞の表面を拾うなら。
何が好き?何が欲しい?僕はキミのことをもっとよく知りたい。だから僕もキミに教えよう。
お互いを知ったらもっと好きになるかもしれないじゃない。知らないと、始まるものも始まらない。何も起こらない。
もしかしたらキミは自分をさらけ出すのが怖いかもしれないけれど、不安になる必要なんてないよ。僕は全部受け止める。ありのままのキミを知りたいんだ。
そしたらほら。キミと僕の新しい関係が始まるかもしれない。
7.Fantasy〜1秒の奇跡〜
この辺りから、僕のキミへの想いが更に深くなります。
キミのことをよく知って、どんどん大きくなってゆく好きという気持ち。あのとき、たった一瞬の弾ける音がなかったら僕らは出会ってなかったかもしれないね。
こんなに広い世界でキミに出会えたことは、他でもない奇跡なんだ。
どこまでもキミを迎えに行こう。どんなに離れても、僕は必ずキミを見つける。
永遠の未来を2人で描こう。
8.名脇役
あんなにキミのことを想っているのに、僕はキミの瞳に映っていないことを薄々と感じる彼ら。好きと伝えたわけでもないのに、自分はキミの"好きな人"ではないことがわかってしまいます。キミのことをよく知る、キミに1番近い"友達"だからこそ、言葉にしなくても伝わってきてしまうのです。
その現実はつらくて苦しい。僕の気持ちに気づかずにそんなに無邪気に優しくしないで。僕は期待してしまうから。キミの一挙一動で僕の心がこんなに揺さぶられてることをキミは知らないんだ。
だから、キミの友達だから、僕はそばにいられるけれど、でもそれでもやっぱりキミが欲しくて。キミを離したくなくて。だから優しくしないでなんて嘘だよ。どんなに形でもいい、キミの隣にいたいんだ。
この気持ち、いつかキミが知ってくれたらいいのにね。
9.よびすて
2016年10月に発売されたシングル。
このシングルが発売されたときは、歌詞やメンバーの話などから「付き合いたての2人がドキドキしながら初めて"よびすて"で呼んでみる」っていうお話なのだと認識していました。
でも、このアルバムの中にある"よびすて"は違う。
キミと少しでも距離を近づけたい友達の僕が、キミとの関係を変えたい僕が、少しドキドキしながら"よびすて"で呼んでみるっていうストーリーに変化します。
2人でのお出かけ。初めてキミの名前をよびすてで呼んでみる。よびすてにした瞬間に僕の見る景色は少し変わる。
ここで2人の距離は、今までよりもぐっと縮まります。
"名脇役"で
もしも「親友に抱く感情が好きに近い」が本当だとすれば、君は僕を
という歌詞がありましたが、このときにキミの彼らへの想いは、親友から更にその先の感情へと移り変わっていくのかもしれません。
10.Unreality
unreality : 非現実性、実現しないもの、虚構
キミへの想いが遂に僕の中で爆発します。理性がどうとか言ってられない。自分を取り繕うこともできない。
もう隠す必要もないよね?僕はキミが欲しくてたまらない。どこまでも一緒にいこうよ。
でもキミに伝わらないこの想い、そして言葉は、全て"Unreality"なのです。
11.Pheromone
加速し続ける想いに少しだけタガが外れた僕。
モテたいモテたいモテたい!!!
この曲はキミを想い続けた彼らのブレイクタイムと言えるかもしれません(笑)
少し他の女の子も見てみよう。そこの君もそこの君もそこの君も!僕のこと好きになっちゃいなよ!
でもそんなこと言っても、ザッピングしてマッピングした中にも、両手に抱える花の中にも必ずキミは存在する。
キミの心にも豪速球は放たれるし、キミのハートにフェロモンが舞い落ちることも祈ってるんじゃないかな〜。
12.ラブマジ
少しだけよそ見をしてみたけど、やっぱり僕はキミの元に帰ってくる。
名脇役で
「世界探したら星の数ほど他にもたくさん女の子はいるから」なんてこと聞いた気がするけれど
それなのにどうしてだろう 君がいいのは
という歌詞がありますが、まさに、どれだけたくさんの女の子に出会っても結局はキミがいいのです。キミじゃなきゃだめなのです。
だからここで僕は遂にキミに気持ちを伝えます。
もうマジに好きだよ。キミをつかまえたいよ。その素敵な輝きをひとりじめさせてほしいよ。
ド直球な歌詞がたくさん出てきて、僕はキミに素直になって好きを伝えます。
ここで2人は結ばれるのです。
13.Ignition Countdown
心が通い合った2人の恋はどんどん加速していきます。
もう君しか見えない。誰にも譲れない。決して離さない。
どんどん気持ちは高ぶって燃え上がる2人。
"忘れられない花"の
愛に憧れ燃えるような恋をした
はこの曲が象徴しているように感じます。
14.フィルター越しに見た空の青
付き合い始めてから時が流れ、落ち着いてきた2人。綺麗なな景色を見ると、キミに見せたくなる。キミに会いたくなる。
電車に揺られてキミに会いにいく。そんな何気ないことが何よりも幸せで。キミと過ごす何気ない時間が愛しくて。
一緒で良かったという言葉が嬉しくてたまらない。キミへの想いも、キミと一緒に見たこの景色も、優しく抱いて今日も生きていく。
15.最後の笑顔
そんな2人にも、いつしか別れの時がきます。
キミと過ごしたかけがえのない時間。当たり前だったそのひと時はキラキラと大切な思い出として残っている。
"フィルター越しに見た空の青"ではおろしたての靴に胸を躍らせていたのに。
この曲では、新しい靴を履いても胸がズキズキと痛んでしまう。
そしてその靴の靴紐はほどけてしまう。
まるで僕たちみたいに_____。
大好きなキミが笑顔を褒めてくれたから、僕はずっと笑っていよう。
キミにとって最後までかっこいい自分でありたいから、悲しさを押し殺して前に進もう。
だけどね、本当は寂しくてたまらないんだ。
miss you
笑顔で、胸を張って別れたはずのキミをやっぱり僕は忘れられなくて。
今日もキミは"忘れられない花"として僕の心に咲いている。
これが私の、XYZ= repaintingです。